ココナラやTwitterなどで立ち絵の制作やLive2Dのモデリングをしてもらったら早速キャラクターを動かしてみましょう!
ですが、どのソフトを使ったらいいか分からない方も多いと思います。
今回はそんな悩みを解決すべくLive2Dモデルを動かすソフトを3つご紹介していきたいと思います!
また、スマートフォンや機材など準備する前に試しにVtuberとして配信してみたい!という方向けに無料でVtuber活動が出来るアプリも3つ厳選してご紹介します!
是非、最後までご覧ください。
目次
トラッキングソフトとは?
トラッキングソフトとは、PCまたはスマホに接続されているカメラから自分の表情を読み込み、キャラクターの動きに反映させるソフトのことです。
立ち絵が実際に、表情を変えたり体を動かすため自分でキャラクターを演じることができます。
2D・3Dの違い
Vtuberのアバターは2Dと3Dの2種類があります。
2Dと3Dではアバターの動きに大きく違いがあるため、事前にどちらで活動するのか決めておきましょう。
2D
2Dのアバターは、奥行きのない「縦」と「横」のみの動きができるモデルを指します。
キャラクターのイラスト(Live2Dに対応したイラストを用意する必要があります)をそのまま動かすことが可能となり、表情も顔の動きによって変化させることができます。
特徴
・3Dと比べ作成に時間が掛からない
・PCのスペックをあまり要求しない
・費用が3Dと比べてかからない(パーツ分け込みのイラスト制作で5~10万円程、実績のある方だと15万円を超えるケースもあります)
・Live2Dに対応したイラストを用意する必要がある
・全身を動かすのは難しい
3D
3Dのアバターは、縦と横の向きに加えて奥行きのある「立体的」な動きを可能とします。
横や後ろを向いたり、ジャンプなどのアクションを加えたり、指先まで動かせたりと動きの幅が非常に広いです!
特徴
・横や後ろを向いたりと人間と同じ動きをすることが可能
・VR機器を使用すれば全身を動かせる
・PCのスペックが求められる
・作成には必要な知識や技術が多い
・費用が高い(50~100万円程必要です)
PCとスマートフォンどっちがいいの?
最近ではスマートフォンでもVtuberとして配信できますが、ゲーム配信をやりたいなら画面を合成できるOBSといったソフトで配信します。
スマホアプリだと厳しいと思うのでPCをつかった配信をおすすめします。
OBSのダウンロードはこちらの記事で簡単に分かりやすく解説してますので是非、ご覧ください!
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どのソフトを使えばいいの?
ゲーム配信をやったり配信のクォリティーを上げたいならPCでの配信の方が良いでしょう。
まずは、PCでの配信をやりたい方向けにLive2Dを動かすソフトをご紹介します!
Animaze
Animazeは「FaceRig」というソフトの後継機です。因みにFaceRigは2021年にサポートが終了しました。
Animazeはトラッキング精度が高いのが強みです。顔を横に向けるとトラッキングが外れてしまいますが、Animazeは他のソフトより顔を横にする角度が大きくても外れにくいのが特徴です。
ただ、モデルの細かい設定をするには「Animaze Editor」が必要です。一部エラーで使えない機能があります。
ですが、「FaceRig」からの信頼度が高いのか使用しているユーザーは多いです!今後のアップデートに期待ですね!
料金
ベーシック(年9.99ドル、制限なし)
VIP(年19.99ドル、月500ドル以上の商用利用する場合)
推奨スペック
OS: Windows 10
プロセッサー: Intel® Core™ i5-4570 3.2 GHz or equivalent
メモリー: 1 GB RAM
グラフィック: NVIDIA GeForce GTX760 or equivalent (support for OpenGL 4.3)
ネットワーク: ブロードバンドインターネット接続
ストレージ: 1 GB 利用可能
※Macには非対応です。
ダウンロードはこちらから
https://store.steampowered.com/app/1364390/Animaze_by_FaceRig/?l=japanese
Vtube Studio
Vtube studioは何といっても安い!他の2つと比べて唯一の買い切りタイプです!WindowsとMacでも使用でき使い方も比較的分かりやすいので初心者の方にもおすすめ出来ます。
また、設定できる項目も多いので細かい部分もこだわりたい方は試されてみてはどうでしょうか?
料金
1,520円(税込)
推奨スペック
OS: Windows 10 (64 bit)
プロセッサー: AMD / Intel CPU running at 2.5 GHz or higher
メモリー: 6 GB RAM
グラフィック: AMD/NVIDIA graphic card, with at least 4GB of dedicated VRAM and with at least DirectX 11
DirectX: Version 11
ストレージ: 4 GB 利用可能
ダウンロードはこちらから
https://store.steampowered.com/app/1325860/VTube_Studio/?l=japanese
Vtube Studioのインストール方法や使い方を紹介しているので是非、読んでみてください!
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nizima LIVE
nizima LIVEは開発元が日本で、Live2D公式が作ったソフトでもあります。他の2つと比べて中身がシンプルなのも初心者の方には魅力的かと思います!
さらに、有料版では高画質で他のVtuberと手軽にコラボできる機能まであります!※24時間まで、同時接続人数最大8人まで利用できます。
料金
月額550円、年間プラン5280円(一般ユーザー/小規模事業者)
月額3300円、年間プラン31680円(中規模以上の事情者)
推奨スペック
OS Windows10
(64ビット版、デスクトップモードのみ)
CPU 最大周波数2.5GHz以上かつ2コア以上のIntel/AMD製CPU
メモリ 4GB 以上のメモリ (推奨 8GB以上)
ハードディスク 約 550MB 程度必要
GPU OpenGL3.3 相当かそれ以上
ディスプレイ 1,440×900ピクセル以上、32bitカラー以上
(推奨 1,920×1,080ピクセル)
インターネット接続環境 ライセンス認証が必要なため必須
スマホアプリでも始められる!
最初の方にも触れましたが、最近ではスマートフォンのアプリでもVtuberとして活動している方が多く存在します。
YouTubeやTwitchなどの媒体に接続してゲーム実況や雑談配信をすることは難しいですが、基本無料で始められますので機材が揃うまで配信慣れしておきたい方、試しにVtuberをやってみたい方などにおすすめです!
こちらでうまくいけばスマホアプリ一本でやるのもよし、YouTube配信の二刀流なんかも可能なので選択の幅が広がりますね!
では、スマートフォン1つで手軽にVtuberデビュー出来ちゃうアプリを3つご紹介します。
PCで活動するには色々な機材やトラッキングソフト、OBSのやり方など準備することがたくさんあります。
これから紹介するスマホアプリはそんな手間も必要ない優れものです!
こちらを見て今日からあなたもVtuberデビュー!
どんな方におすすめ?
・どれくらいのスペックのPCを用意すればいいかわからない方
・なるべくコストをかけたくない方
・試しにサクッと始めたいか方
そんなあなたにおすすめです!
スマホで活動するメリット・デメリット
それではまず、メリット・デメリットを書いていこうと思います。
メリット
・誰でも気軽に始められる
・特別な機材が必要ない
・スマホの電波が通っていればどこでも配信できる
・コストがかからない
デメリット
・YouTubeやTwitchなどの媒体で活動できない
・PS4やSwitchなどのゲーム配信ができない
・PCで活動している方と比べてどうしてもクオリティーが落ちてしまう
このようにスマホアプリで手軽に始められますがデメリットもあります。自分がどのような配信をやりたいのかでスマホで配信するのか、あるいはPCで配信するのか決めるのが良いでしょう。
おすすめアプリ3選!
上記でメリット・デメリットを理解したら、早速自分に合っているアプリをインストールして試しに配信してみましょう!
Mirrativ
Mirrativ(ミラティブ)とは、スマホ1台でゲーム実況ができるアプリです。
対応しているのは「スマホゲーム」になります。スマホアプリをプレイしている画面を共有して楽しみたい方におすすめです!
Mirrativ(ミラティブ)では、「エモモ」というアバターを映し出して配信します。アバターを作成する際、髪型、服装、アクセサリーなど豊富にパターンがあります。
そして、エモモの表情は指でフリックして動かします。口の動きは、声に反応して自動生成されます。
さらに、収益化ですが視聴者が投げ銭しなくても収益化できるシステムがあります。
それは、イベントの参加です。定期的に開催されるクイズイベントや賞金山分けイベントに参加し、ギフトカードによる還元を受けることができます!
また、コラボ配信も3人まで可能です!
REALITY
REALITYも自分で独自のアバターを作成し配信するアプリです。こちらもアバターのパーツが豊富なので自分好みに作成することができます。また、「ガチャ」と呼ばれる課金システムを使えば、限定アイテムでアバターを着飾ることもできます。
REALITYでは豊富なイベントが頻繁に行われています。参加するのはライバーですがリスナーの応援が必須です!
・決められた日数配信するイベント
・ランキング上位を目指すイベント
・決められたポイントを獲得するイベント
そしてイベントの上位者には特典や権利がもらえます!
・雑誌に載ったり、メディアに出演できる
・楽曲やイラストなど製作してもらえる
・日用品や食品をもらえる
などです!
ライバーとリスナーが一体となって、盛り上がること間違いないですね!
Mirrativのようにスマホアプリを配信することはできませんがアプリ内でリバーシや人狼ゲームなど数種類のゲームが可能です!
また、コラボ人数も最大4人までとなっているのも特徴です。
IRIAM
IRIAMの特徴は他の2つアプリのようにアバターをパーツから作成するのではなく実際のイラストを読み込み、そのキャラクターで配信することができます!
自分で立ち絵を描いたり、友達やイラストレーターの方に頼んで立ち絵を用意しましょう。髪型や顔、衣装もパーツから選ぶ他2つのアプリとは違うのでオリジナリティーを出すことが出来ます!
逆を言えば立ち絵が必要になるのですが…
イラストは、全身描いてあるもの、正面を向いているもの、両目と口がしっかり開いている絵を用意してください。
スマホとイラスト1枚だけで自分好みのVtuberになれます!
お菓子やギフト、グッズをもらえるイベントもあります。
ですが、IRIAMではコラボ配信とゲーム配信ができません。声真似や歌、雑談などがメインになっていきます。(discordを使ったコラボ配信であれば可能です。)
まとめ
いかかでしたでしょうか。
初心者の方はnizima LIVE、安さを求めるならVtube studioといった感じだ思います。AnimazeもあのFaceRigの後継機ですので今後に注目です!
紹介した3つのソフトはどれも無料版があるので、一度触れてみて自分に合ったソフトを使用するのが良いと思います!
スマートフォンでの配信をしたい方も同様で、どのアプリにもそれぞれ特徴があります。自分がどのような配信をやりたいのか、また、何を求めているのかで決めるのが良いかと思います。
こちらの記事で少しでもお役に立てたなら幸いです。
それでは次の記事でお会いしましょう。