「Aviutlを使ってみようかな」、「だけどわからないことだらけ、、、」
心配いりません!!!!
今回はAviutlを使いたい、使おうとしている方へ向けてメリットとデメリットをお教えいたします。
初心者の方でもこれを読んでもらえれば簡単にわかります。
目次
AviUtlのメリット(長所)
AviUtlのメリットの一覧です。
①無料
お金が掛かりません。
すべて無料です。
②ソフト自体の動作が軽い
プラグインをほとんど入れていない状態なら、起動に1秒も掛かりません。
大量に入れていたとしても起動に3秒くらいしか掛かりません。
低スペックなPCでもサクサク動作します。
③ネットの情報が多い
ネットの情報が多いので、調べればすぐにトラブルシューティングできます。
④ゆっくり実況動画を簡単に作る事ができる
簡単に作ることができる理由は
ゆっくりムービーメーカーやnicotalkなどの「AviUtl用のゆっくり動画作成支援フリーソフト」があるからです。
他の動画編集ソフトでゆっくり動画を作ろうとすると、かなりの手間がかかります。
⑤拡張性が高い
有志が公開している、
スクリプト
プラグイン
エイリアス
などを導入すれば、機能を格段に拡張できます。
一部の有料動画編集ソフトしかできない「モーショントラッキング」などもできたりもします。
一般向けの動画編集ソフトになら、機能的にも勝っています。
⑥エンコード機能が優れている
出力できない動画形式・コーデックはほとんどありません。
なんでも出力できます。
動画編集ソフトとしてではなく、エンコードソフトとして使用しても全く問題ないレベルです。
⑦有志が公開してるフィルタが優れている
フィルタというのは
シャープ化やノイズ除去
色調補正(色を明るくしたり、暗くしたり)
インターレース解除などの効果のことです。
⑧”動画”に詳しくなれる
AviUtlは、他の有料動画編集ソフトと違って、
動画の根底(仕組み)まで操作できるような仕様になってるので、機能を調べれば調べるほど”動画”について詳しくなれます。
AviUtlのメニューの意味を全て理解できれば、動画上級者になれるレベルです。
AviUtlのデメリット(短所)
デメリットの一覧です。
①導入が面倒くさい
元々AviUtlは、AVIファイルしか編集できないシンプルなソフトでした。
しかも、編集もカットなどのシンプルな編集しかできませんでした。
そんなわけで、最初はレベル1くらいしかなかったAviUtlでしたが、作者自身や有志が”色々なもの”を追加で開発して行った結果、今のレベル100のAviUtlが完成しました。
なので、AviUtlを便利に使い倒したい場合、その”色々なもの”を色々なサイトから貰ってきてAviUtlを強化する必要があるわけですが、その作業が非常に面倒くさいのです。
ただ、基本的にインストーラーを起動させたり、ファイルをダウンロードしてきてAviUtlフォルダに放り込むだけなので、初心者でも努力次第で使いこなせるレベルです。
②対応OSがWindowsのみ
対応しているのはWindowsOSです。(Windows95以降なら動作します)
※ただし、MacやLinuxでも、wine・Boot Camp上などのソフトを上手く利用すれば動くようになります
③編集の自由度が高すぎる
例えば、有料の動画編集ソフトなら「1」くらい指示すれば良い所を、AviUtlなら「10」くらい指示しないといけません。
なので、初心者の人は、指示する事が多すぎて迷うことが多々あります。
ただ、逆に言えば指示できる事が多いので、有料動画編集ソフトより自由度が高いものが作れるとも言えます。
※それと、「10」くらい操作すると言っても、操作しなければいけないのは最初の一回だけで、その操作を「エイリアス」という機能で保存しておけば、次からはワンボタンで使えるように出来ます。
④高解像度な動画の編集はできない
AviUtlが4GB以上のメモリに対応しました。(バージョン1.10より)
なのでこのデメリットは”一部解消”しました。
ですが「4Kの動画を編集したい!」という人には、AviUtlは向いていません。
⑤キャプション機能がない
キャプション機能とは、以下の様なオシャレな字幕をワンボタンで付けれる機能のことですが
AviUtlにはキャプション機能がありません。
ただ、AviUtlでも、このような字幕効果を自作して「エイリアス」として登録しておけば、キャプションとして使用する事は可能です。
また、有志が公開しているエイリアスファイルを追加すれば、自分で作らずとも使えるようになります。
まとめ
PCの操作を多少分かっていないと導入が難しく、更には直感的な編集は難しいです。しかし、使いこなせばレベルの高い編集が可能です。
機能が充実しているため、ゲーム実況や実写動画の編集だけでなく、ミュージックビデオ制作も可能です。
機能が充実している、スクリプトやプラグインの導入で更に機能を拡張できる点で長く愛用することが出来ます。
それでは次の記事でお会いしましょう。